「Adobe Premiere Proに買い切り版(永久ライセンス)はある?」という質問に対する回答ですが、結論からいうと買い切り版は存在しません。
買い切り版が存在したとしても、ネット上にある製品は「プレミアプロ CS6」であり、発売は2012年とかなりバージョンが古いです。また、ネット上で出回っている製品は海賊版である可能性があるため、絶対にインストールしないようにしてください。
そのため、Adobe Premiere Proを利用したい方は、Adobe公式サイトからサブスク契約する必要があります。
本記事ではAdobe Premiere Proを活用したい方のために、一番お得な購入方法や無料体験等を、わかりやすくご紹介しています。
最後まで読んでいただくことで、自身に適したAdobe Premiere Proのプランがわかると共に、より安全に動画編集を行うことができるでしょう。
- Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)の買い切り版は2012年で販売終了済。そのため、サブスク版しかない。
- 現在出回っている買い切り版を謳っているモノは、ほとんどが海賊版のため絶対に買ってはいけない。
- Adobe Premiere Proのみの購入であれば、月額2,728円とお得。Premiere Proを使うなら登録必須。
- Adobeソフトを3つ以上使いなら、Adobe Creative Cloudの登録がおすすめ。月額6,248円だが、PhotoshopやLightroomなどAdobeソフトが使い放題です。
Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)に買い切り版・永久ライセンスは存在しない
Adobe Premiere Proには2023年8月時点では、買い切り版や永久ライセンス等は存在しません。
主な理由としては、大きく分けて2つ挙げられます。
- 理由①:アップデートを頻繁に行うことでUXを向上させる
- 理由②:売り切り型の販売サイクルからの脱却
サブスクリプションにシフトチェンジしたことで、ソフトウェアのアップデートを頻繁に行うことができるようになり、UXの向上ができるようになったのが一番の理由です。
理由①:アップデートを頻繁に行うことでUXを向上させる
買い切り版からサブスクリプション版にモデルにチェンジしたことで、これまで行えなかったソフトウェアのバージョンアップが、容易に行えるようになりました。
以前は、買い切りだったことからその後の調整やアップデートができませんでしたが、今はサブスク契約に変わったことで問題や改善点等が上がった場合は、瞬時にアップデート可能です。
その上、サブスク契約にしたことで、よりリアルタイムでユーザーのデータを収集し、以前よりも快適な動画編集ソフトへと進化させることができます。
理由②:買い切り型の販売サイクルからの脱却
Adobe社内ではサブスク契約への変更に関する反対の声も多かったようですが、実際に買い切り型からシフトチェンジしたことで、最終的には「よかった」という声が多くなったようです。当初は長期間でのコストがかさむため、Adobe製品の価格は高いといった評判も多く言われました。
買い切り型の販売サイクルから上手く脱却したことにより、業績自体も以前よりも大きく上がっているのが、良い証拠でしょう。
また、ユーザーからしても買い切り型よりも、サブスク型の方が利用しやすいという声もあがっています。
Adobe Premire Pro(プレミアプロ)の非公式 で買うと損する理由
Adobe Premire Pro(プレミアプロ)の非公式 で買うと損する理由は以下の通りです。
- Adobeの公式は中古品を許可していない
- メーカー保証やアップデートができない
- 買い切り版のAdobe Premiere Pro(プレミアプロ)CS6は2012年なので古い
ネット上には、Adobe Premiere Pro(CS6)の買い切り製品が、いまだに出回っています。
Adobe自体は、公式では中古品の販売を許可していないため、ネット上に出回っている製品の多くは海賊版だといえるでしょう。
また、出回っている製品Adobe Premiere Pro(CS6)は、2012年に発売されたものなので、かなり古いため購入はおすすめしません。
購入の際は必ず公式HPを利用しましょう。
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① Adobeの公式は中古品を許可していない
Adobeの公式は今出回っている中古品の製品販売を、正式に許可していません。そのため、中古製品としてネット上で業者が販売しているものは、全て海賊版ということになります。
万が一、海賊版をダウンロードして、パソコンがウィルス感染しても保証はされませんので、全て自己責任となります。
② メーカー保証やアップデートができない
買い切り版として出回っているAdobe Premiere Pro(CS6)は、メーカー保証がない上に、2012年の状態からソフトウェアのアップデートができません。
発売自体が2012年とかなり古いため、今のサブスク型のサービスと比較すると、かなりスペックが落ちます。
また、ダウンロードしても実際に使えるか分かりませんので、業者の詐欺行為などにも十分に注意が必要です。
③ 買い切り版のAdobePremiere Pro(プレミアプロ) CS6は2012年なので古い
Adobe Premiere Pro(CS6)は、すでにAmazonでは取り扱いが行われていません。
その他のネット通販でも取り扱いが行われていないため、実際に現時点で販売を行なっているサイトは、かなり信頼性が劣るといえます。
そもそも販売されたのが2012年なので、これから本気で画像や動画編集等を行いたい方は、正規のサブスク型を利用するようにしましょう。
AdobePremiere Pro(プレミアプロ)の料金プラン比較
プラン名 | Premiere Pro 単体プラン | Adobe CC コンプリートプラン(個人) | Adobe CC コンプリートプラン(学生・教職員向け) | Adobe CC コンプリートプラン(法人向け) |
値段・価格 | 2,728 円/月 | 6,480 円/月 | 初年度1,980 円/月 2年目以降3,278 円/月 | 9,280円/月 |
特徴 | Premiere Proのみ | 全アプリが利用可能 | 全アプリが利用可能 最大65%OFFの学割 | 全アプリが利用可能 法人専用の機能あり |
詳細 | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る |
Premiere Proでは、主に4つのプランが用意されています。各プランによって価格や特徴が異なるため、詳細を確認した上で自身に適したプランを利用するようにしてください。
また、「単体プラン」と「コンプリートプラン」の違いは、アプリの利用数になります。
単体プランはどれか1つのアプリしか利用できませんが、コンプリートプランは20種類以上のアプリが全て使い放題です。
Premiere Pro(プレミアプロ)単体プラン
価格 | 2,728 円/月 |
特徴 | ・どれか1つのアプリのみ利用可能 ・Premiere Proのみのプラン |
「Premiere Pro(プレミアプロ)単体プラン」は、数あるアプリケーションの中から、どれか一つだけ選びで利用することができます。
コンプリートプランと比較すると利便性の点で劣りますが、活用したいアプリが絞れているのであれば、単体プランでも十分だといえるでしょう。
その上、料金的にも他のプランと比較してかなり安いです。
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Adobe CC コンプリートプラン(個人)
価格 | 6,480 円/月 |
特徴 | ・すべてのアプリが利用可能 ・Premiere Pro以外も利用できる |
“Adobe CC コンプリートプラン(個人)”は、その名の通り個人向けのプランになります。
単体プランと比較して、個人向けのコンプリートプランになっているため、全てのアプリケーションが利用可能です。3つ以上のソフトを使う人には、おすすめのプランです。
- Photoshop
- Illustrator
- Premiere Pro
- After Effects
- Lightroom
また、Premiere Pro以外のAfter Effectsや、Photoshopなども使えるプランなので、より幅広く活用したいと考えている人には大変おすすめでしょう。
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Adobe CC コンプリートプラン(学生・教職員向け)
価格 | 1,980 円/月 |
特徴 | ・すべてのアプリが利用可能 ・Premiere Pro以外も利用できる ・最大65%OFFの学割 |
“Adobe CC コンプリートプラン(学生・教職員向け)”は、基本的には学生向けのプランになります。学生の方は学割が適応されるため、初年度のみ最大65%(税込1,980 円)で利用可能です。
次年度以降は税別3,278円で使えるので、かなり破格の値段で活用できます。
購入時に大学用のメールアドレスの提示などといった手続きをが必要となりますので注意しましょう。
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Adobe CC コンプリートプラン(法人向け)
価格 | 9,280円/月 |
特徴 | ・すべてのアプリが利用可能・すべてのアプリが利用可能 ・Premiere Pro以外も利用できる ・法人専用の機能あり |
“Adobe CC コンプリートプラン(法人向け)”は、法人企業向けのプランです。
他のプランとの大きな違いは、「エキスパートサービス」が使えることにあります。
エキスパートサービスとは、Adobe公式の一対一の個別サポートであり、クリエイティブチームがワークフローに関する問題解決やスキルアップ等に関する相談を、電話で直接行なってくれます。
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買い切り版のPremire Elements(プレミアエレメンツ)とAdobePremiere Pro(プレミアプロ)の違い
Adobe Premiere Elements | Adobe Premiere Pro |
---|---|
買い切り型 | サブスク型 |
19,580円(税込) | 2,728 円/月〜 |
・買い切りなので追加料金なし ・初心者向けの動画編集ソフト | ・月額支払い ・上級者向けの動画編集サービス |
Adobe Premiere ElementsとPremiere Proの違いは多くあります。プレミアエレメンツは、初心者向けの動画編集ソフトとなっており、料金は19,580円のみの買い切り型となっています。そのため、Adobe Premiere Proとは違い、その後に追加料金が発生することはありません。
対して、Adobe Premiere Proは、中〜上級者向けの動画編集サービスとなっており、料金体系サブスク型なので毎月決まった支払い金額が発生します。
すでにある程度動画スキルがある人で、今後バリバリ動画編集を行なっていく予定がある人は、Adobe Premiere proの方がおすすめでしょう。
また、副業で動画編集を行いたい方も、Adobe Premiere Proを購入しておきましょう。後々買い換える必要になりますし、クライアントがPremire Proを指定する可能性も大いにあります。
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AdobePremiere Pro(プレミアプロ)の購入方法
- Adobe公式サイトにアクセス
- Adobeアカウントを作成する
- ダウンロード後インストール
AdobePremiere Proの購入手順は、3つのステップで簡単に行えます。
必要なものはメールアドレスのみなので、ご自身に適したプランで申し込んでみてください。
また、料金の支払い方法に関しては、クレジットカードのほか、銀行振り込みやコンビニ払い等でも行えます。
① Adobe公式サイトにアクセス
まず初めにAdobe公式サイトにアクセスし、ご自身が希望するプランの選択を行います。
初めて利用される方は、無料で始めることもできますので、まずは一度サービスを体験してからプランへの加入を検討してみてください。
また、無料サービスは7日間までとなっていますので、その後も利用する際はプランへの加入が必須となります。
② Adobeアカウントを作成する
希望のプランを契約する際には、必ず”Adobe ID”が必要となります。すでにAdobe IDをお持ちの方は、改めて登録する必要はありません。
逆に、まだ登録されていない方は、最初にメールアドレスを登録して、Adobe IDを発行しなければなりません。
③ ダウンロード後インストール
無事にAdobe IDの発行が完了された方は、希望のプランを契約しましょう。契約の際には支払い方法の選択がありますので、一覧から希望の支払い方法を選択してください。
プランへの契約が完了した方は、Adobe CCをダウンロードした後に、気になるアプリをインストールしましょう。
AdobePremiere Pro(プレミアプロ)に買い切り版は存在しないのでサブスクをしよう!
2021年時点ではAdobePremiere Proには、買い切り版は存在しません。
そのため、AdobePremiere Proを活用したい方は、ご紹介したプランへ加入しサブスク契約を行った上で、利用することになります。
加えて、コンプリートプランを選択すれば、AdobePremiere Proを含む全てのアプリが使えるようになるため、非常にコスパが良いといえます。
これから動画編集をバリバリ頑張っていきたい方は、是非ともAdobePremiere Proを活用してみてください。
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