離れた拠点同士が安全かつ快適にデータをやり取りするなら、VPNがおすすめです。安全性の高いVPNを利用すれば、第三者からの攻撃から大切なデータを守れます。
NordVPNは、超高速通信・高い安全性が魅力のVPNサービスです。世界60ヶ国・5,437サーバーを運営しているため、世界中どこでも快適に利用できます。
今回は、VPNの仕組みをわかりやすく紹介します。VPNの具体的な仕組みや種類を知りたい方や、PCまたはスマホで接続するやり方を確認したい方にはとくにおすすめです。
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VPNとは?
- セキュリティを強化できる
- 日本では見られない海外作品を自由に鑑賞できる
- サブスクリプションを安く契約できる
VPNはVirtual Private Networkの略称で、仮想専用線を意味する言葉です。インターネット上に仮想の専用線を構築して、特定の人または端末しか接続できない環境を作り上げます。情報漏えいやハッキング、不正アクセスなどを防いで、安全性が担保された状態でデータのやり取りができます。
VPNで海外サーバーを経由すれば日本では見られない海外作品を観たり、サブスクを安く契約したりすることも容易です。Netflixではジブリや君の名は、ハリーポッター作品を楽しめます。
VPNの仕組みは?
VPNは、インターネット上に特定の人または端末しか入れない仮想プライベートネットワークを構築する仕組みです。限定された人または端末しかアクセスできない状況を確立することで、重要なデータが外部に漏れたり改ざんされたりするリスク・危険性を最小限に抑えます。
VPN接続は限定の人または端末であれば場所や時間、状況に関係なくいつでも自由にアクセスできます。リモートワークや出張、海外でも自由にアクセスできるのが魅力です。離れた場所同士のやり取りが安全にデータのやり取りをするなら、一般的なインターネットよりもVPNの方がおすすめです。
VPNトンネリングの仕組みは?
VPNのトンネリング(tunneling)は、データのやり取りを行うために作り上げられた通信道路を指します。トンネリングによってつくられた通信道路のやり取りは、外部に一切見えません。外部からのハッキングや情報漏えい、不正アクセスから大切なデータを守れます。
ただ、トンネリングだけではデータが外に漏れることを完全には防げません。そこでカプセル化(暗号化)を行うことで、セキュリティ性をさらに高めています。
VPNの主な種類
- インターネットVPN
- エントリーVPN
- IP-VPN
VPN接続は、大きく3種類に分類されます。特徴や通信の安全性、メリット、デメリットは種類ごとに異なります。自分の目的に最適なVPNを効率的に探すためには、種類ごとの違いを理解し比較・検討するのが大切です。
インターネットVPN
インターネットVPNは、一般的なインターネット回線に専用の仮想ネットワークを構築する方法です。低コストで導入できるため、VPNをお試しで導入したい方やコスパ重視の方には最適です。
ただ、インターネットVPNは不特定多数が使用する既存のネットワークを利用しているためセキュリティ面に不安が残ります。ネット環境に影響を受けやすく、場合によっては通信速度が遅かったり安定しなかったりします。
エントリーVPN
エントリーVPNは、安価なブロードバンド回線を利用して閉域網(クローズドネットワーク)を構築する方法です。一般的なインターネットを一切経由しないため、インターネットVPNよりも安全性が担保されています。セキュリティ面重視の方や、なるべくコストを抑えたい方にはとくにおすすめです。
ただ、エントリーVPNは通信速度・安定性がやや劣ります。超高速通信重視の方や、データのやり取りを常に快適な状況で行いたい方は使いづらさを感じる可能性があります。
IP-VPN
IP-VPNは、閉域網(クローズドネットワーク)に専用の仮想ネットワークを構築する方法です。閉域網を利用しているため、高いセキュリティ性と安定した通信速度を実現します。強固なセキュリティ・安定した通信速度の両方を叶えたい方には、とくにおすすめです。
IP-VPNの唯一の欠点は、コストが高額である点です。事業者から提供された閉域網を利用しているため、他のVPN接続よりも導入・ランニングコストがかかります。コスパ重視の方には、おすすめできません。
VPNの使用は必要か?利用するメリット
- 外出先でも安定した通信環境に接続できる
- リモートワークの導入時に使用できる
VPN接続をすると、2つのメリットを得られます。安全かつ快適にインターネットを楽しむなら、VPNを使用するのがおすすめです。
外出先でも安定した通信環境に接続できる
VPNでは通信データの暗号化やトンネリング機能、認証など複数のセキュリティ対策を導入しています。強固なセキュリティ対策がなされているため、大切なデータを悪意ある第三者からの攻撃から守れるのが特徴です。
無料Wi-Fiは誰でも自由に利用できる分、通信速度が遅い、セキュリティ対策が甘いなどの問題点があります。ネットトラブルのリスク・危険性を最小限に抑えながら外出先でインターネットを使用するなら、安全性・安定性が高いVPNが最適です。
リモートワークの導入時に使用できる
VPNの導入費用とランニングコストは、比較的リーズナブルです。長期的であればあるほど、毎月の負担が少なくなります。NordVPNの場合2年プランは月額たったの480円(税込)で、今なら3か月分が無料でついてかなりお得です。
VPNは、同時に複数台の端末に接続できます。パソコンやスマホ、タブレットなど自分が使用する端末から安全にデータのやり取りが行えます。自宅や会社、カフェ、出張先などあらゆる場所から使用できるのも魅力です。
VPNを利用する際の注意点
セキュリティ対策や通信速度、料金プランはVPNごとに異なります。VPNを選ぶときは、情報を満遍なく収集して比較・検討することが重要です。
安全性重視ならセキュリティ対策の内容、費用面重視なら料金の安さに注目するのも1つの方法です。自分が重要視するポイントを明確にしておけば、VPN探しはよりスムーズに進みます。
VPNには無料版もありますが、セキュリティ対策や通信速度に不安が残ります。通信速度・安全性・安定性を全て叶えるなら、有料版VPN一択です。
VPNの接続・設定方法
- PCで接続する方法
- スマホで接続する方法
VPN接続のやり方は、端末によって異なります。今回は、VPNをPC(MacOS版)またはスマホで接続・設定する方法をわかりやすくまとめました。VPN接続は、機械操作が苦手な方でも簡単に行えます。
PCで接続する方法
- メニューの「システム環境設定」をクリック
- 「ネットワーク」の追加ボタンを押して、「インターフェイス」を選択
- 「VPN」を選んで接続先をクリック
- アドレス・アカウント名・パスワードを入力
- 「接続ボタン」をクリック
ホーム画面にあるアップルメニューを押して、「システム環境設定」をクリックします。「ネットワーク」を開いたら、追加ボタンを押して「VPN」を選びます。
接続したいVPNをクリックしたら画面表示に従ってアドレスやアカウント名、続いてパスワードを入力する流れです。「接続ボタン」を押したら、VPN接続完了です。メニューにあるVPN状況アイコンを押せば、正常に接続されているかどうかを確認できます。
スマホで接続する方法
- 契約したVPNのアプリをインストール
- ログイン
- 接続したい国を検索
- サーバーをタップ
まずは、契約したVPNのアプリをインストールします。iPhoneならAppStore、AndroidならGooglePlayで「NordVPN」を検索すると、アプリが表示されます。ホーム画面にアイコンが表示されたら、インストール終了です。
アプリを開いたら、メールアドレスやパスワードを入力してログインします。接続したい国を検索して、サーバーをタップすれば接続完了です。アプリ上にサーバー名が表示されていれば、正常に接続されている証拠です。
VPNの接続をオフにするとどうなる?
VPN接続をオフにした状態でデータのやり取りをするのは、危険です。個人情報の漏えいや不正アクセス、データの改ざん、盗撮、盗聴などさまざまなトラブルに巻き込まれるリスク・危険性が高まります。
ネットトラブルは、いつ起こってもおかしくありません。常に強固なセキュリティ対策がなされた状態を維持するなら、VPNを導入するのが1番手っ取り早くて確実です。
セキュリティ対策を重視するなら、無料版ではなく有料VPNがおすすめです。NordVPNでは最高レベルの暗号化やノーログポリシー、多要素認証など万全なセキュリティ対策が用意されています。
VPNの仕組みまとめ
安全な環境下で安定したデータ通信を実現するためには、VPNが必要です。導入・ランニングコストは安く、低価格で高品質なサービスを利用できます。サブスクをより便利かつ楽しく使えるので、仕事・プライベートの両方で活躍する存在です。
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