MacBookなどのmacOSで、動画編集に使っているソフトの中に「FinalCutPro」があります。使い勝手も良く、クオリティの高い動画が作成できると評判です。
ただ、macOSが入っているPCを持っていればソフトをダウンロードできますが、Windowsを使用する方はFinalCutProをダウンロードして使えるのか気になるところです。
この記事では、WindowsでもFinalCutProを利用する方法があるのかについて解説していきます。また、WindowsでFinalCutProと同等もしくはそれ以上の機能を持った動画編集ソフトも紹介します。
【結論】WindowsにFinalCutProはインストールできない|Windows用FinalCutProも存在しない
結論から言いますと、WindowsにFinalCutProをインストールできません。
なぜなら、FinalCutProはmacOSのみに対応しているからです。最低システム条件の記載にも、macOS 11.5.1以降と記載されています。
また、Windows用のFinalCutProも存在しないので注意が必要です。どうしてもFinalCutProを使いたい場合は、macOSが搭載されているMacBook等のパソコンを購入する必要があります。
ただ、WindowsPCしかない場合は、FinalCutPro以外の動画編集ソフトを探した方がよいでしょう。Windowsで使える動画編集ソフトの中には、FinalCutProの機能や使い勝手に引けを取らない動画編集ソフトもあります。
WindowsにMacOSをインストールすることはできる?
基本的に、WindowsPC単体でmacOSをインストールすることができません。macOSを動かすためには、macOSを標準搭載したパソコンを用意する必要があります。
ただ、WindowsのPCでmacOSを使う方法として、PCの中に仮想環境を作りmacOSをインストールするという方法があります。しかし、macOSを用意する必要があったり、設定が大変だったりとあまりおすすめしません。
もし、Windowsパソコンしか所持していない場合は、macOSのみ対応のFinalCutProではなく、Windowsに対応した動画編集ソフトを使いましょう。
WindowsユーザーはFinalCutProの代替ソフトを使おう!
Windowsユーザーの方はFinalCutProの代替ソフトを使ってみましょう。代替候補となる動画編集ソフトは、下記の通りです。
- Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)
- PowerDirector Ultimate(パワーディレクター)
- Filmora13(フィモーラ13)
- DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)
代替候補の動画編集ソフトの中で、一番おすすめなのがAdobe Premiere Pro(プレミアプロ)です。
FinalCutPro以上の性能がある動画編集ソフトなので、代替え候補としては一番おすすめのソフトでしょう。
Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)|FinalCutPro以上の性能を求める人におすすめ
名称 | AdobePremiere Pro |
料金 | 2,728 円/月 (税込) |
体験版 | 体験版あり ※7日間の無料体験が可能 詳細はこちら |
対応OS | Windows/Mac(M1チップ搭載のMacを含む) |
動作環境 | Windows 10(64 ビット)以降 macOS v10.15(Catalina)以降 |
公式HP | 公式HP |
AdobePremiereProがFinalCutProより優れている点は、ソフトの性能や機能の豊富さです。逆に、AdobePremiereProがFinalCutProより劣っている点は、操作のしやすさぐらいしかありません。
操作のしやすさについても、利用者の多いPremiereProの場合、わからないことも調べれば簡単に答えが見つかるでしょう。
特にAdobePremiereProは、YouTubeやブログなどで操作方法の情報が多数アップされているのでわからない部分がでたら調べれば大体は解決します。
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講座名 | デジハリONLINE Adobeマスター講座[ソフト付属] |
価格 | 39,980円(税込) |
内容 | ・AdobeCC学生・教職員版ライセンス1年分 ・基礎講座が学べるオンライン動画教材約46時間分 ・課題の添削 |
届くまでの期間 | 最短10分で利用開始が可能 |
公式HP | 公式HP |
AdobeCCを格安で購入したいなら、デジハリONLINE Adobeマスター講座の受講がおすすめです。
デジハリONLINE Adobeマスター講座は、通常価格で約7万円のAdobeCCを学生・教職員版ライセンスで1年間使えて、価格も39,980円と半額以下で購入できます。
ただし、デジハリONLINE Adobeマスター講座を受講した場合、AdobeCCの購入になるのでPremierePro単体での購入はできません。
ただ、AdobeCCにPremiereProも入っていますし、他のソフトも使い放題なのでAdobeCCを購入する方がおすすめです。
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Filmora13(フィモーラ13)|初心者におすすめの動画編集ソフト
名称 | Filmora13(フィモーラ) |
価格 | 1年間プラン6,980円 買い切りプラン8,480円 |
体験版 | 〇 |
対応OS | Windows、mac対応 |
動作環境 | Windows7以降、Intel corei5以降 |
主な機能 | ・カット・テロップの基本機能 ・トランジション効果の追加 ・無音検出 |
公式HP | 公式HP |
メリット
- サブスク版と買い切り版から選べる
- 価格が安い
- 低スペックのPCでも使える
デメリット
- プロ向けの動画を作るには少し厳しい
- 素材を利用する場合別途料金が発生
Filmora13は、簡単に操作できて初心者にも扱いやすいソフトです。口コミでも「マニュアルがなくても操作できる」と評判の動画編集ソフトで、特に直感的に操作できるのが魅力でしょう。
また、FinalCutProと比較して、価格が安いのも魅力です。Filmora13は、1年間プランでも年間6,980円、永久に使える買い切り版を購入したとしても8,480円程度で利用できます。
FinalCutProは、ダウンロードで約4万円かかるので、Filmora13はかなり安く動画編集が可能になります。
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PowerDirector Ultimate(パワーディレクター)|FinalCutProほどの機能はいらない人向けの動画編集ソフト
名称 | PowerDirector Ultimate |
価格 | 16,980円(税込) |
体験版 | 〇 |
対応OS | Windowsのみ |
動作環境 | Windows 11, 10、8、8.1、7 メモリー4G以上 |
主な機能 | ・スマホの縦動画対応の縦横比設定 ・アフレコ、ナレーション機能 ・ビデオコラージュデザイナー |
公式HP | 公式HP |
PowerDirector Ultimateは、PowerDirectorのソフトの機能やエフェクト等がすべて利用できます。またPowerDirector Ultimateは、書き出す動画形式もすべて対応しています。
PowerDirector Ultimateの特徴として、AI技術の編集機能で自動的な動画編集が可能です。FinalCutProにはない機能なので、AI機能を使って簡単に動画を作成したい方にはおすすめの動画編集ソフトです。
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DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)|無料でも使える!
名称 | DaVinci Resolve Studio |
料金 | 35,980円(税込) |
体験版 | 無償版あり ※30日間の無料体験が可能 詳細はこちら |
対応OS | Windows/Mac(M1チップ搭載のMacを含む)/CentOS |
動作環境 | Windows10以降 mac OS10.15以降 Cent OS7.3 |
主な機能 | 映像制作のプロの現場でも使われる高機能ソフト 主に海外ユーザーが多く、ハリウッドなどで人気 |
公式HP | 公式HP |
DaVinci Resolve Studioは、ハリウッドのプロも使用している高機能な動画編集ソフトです。そのため、ハリウッドの映画のようなクオリティの高い動画も作成できます。
DaVinci Resolve Studioは、機能面や価格面でもFinalCutProと同じレベルの動画編集ソフトです。
ただ、DaVinci Resolve StudioはFinalCutProと比べて、Windowsでも使えるのが特徴です。FinalCutProはmacOSしか使えないことを考えると、DaVinci Resolve Studioの方がOSを選ばない分使い勝手が良いでしょう。
FinalCutPro(ファイナルカットプロ)はiPad・iPhoneでも使える?
FinalCutProは、Windowsと同じくiPad・iPhoneにもインストールできません。
iPadで動画編集をしたいなら、無料で利用できるアップル製のiMovieという動画編集アプリがあります。また、有料アプリの中であれば、Adobe Premiere RushかLumaFusionがおすすめです。
Adobe Premiere Rushは月額980円から利用でき、LumaFusionは買い切り版を3,680円で購入できます。
iPhoneで動画編集をしたい場合、無料で利用したいならiPadと同じく、アップル製のiMovieの動画編集アプリがおすすめです。
また、有料アプリを使いたい場合、Adobe Premiere Rushがおすすめでしょう。iPhoneの画面サイズでも簡単に操作できるメニューになっているので、初心者でもスマホ一つで動画編集ができてしまいます。
iPadで使える有料アプリで紹介したLumaFusionですが、iPhoneでもアプリをダウンロード可能です。ただ、iPhoneの画面が小さくて編集が難しくなるので、あまりおすすめできません。
FinalCutProをWindowsで利用する方法はある?まとめ
今回は、FinalCutProをWindowsで利用する方法はあるのかという内容について紹介してきました。
結論から言うと、FinalCutProをWindowsで利用することはできません。
ただ、WindowsでもFinalCutProと同じような機能をもつ動画編集ソフトが多数あります。なかでもAdobe Premiere Proは、FinalCutProと比べて同じレベルの機能を持った動画編集ソフトです。
もし、AdobePremiereProを使いたいなら、デジハリONLINE Adobeマスター講座を経由して購入すると安くなります。AdobePremiereProも使えるAdobeCCのソフトが通常価格より最大45%OFFで購入できるのでおすすめです。
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